モナコインの今後は?詳細・将来性をどこより分かりやすく解説する

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モナコインをご存知でしょうか?仮想通貨の中でも、とりわけメジャーな位置にいる通貨だと感じています。実は、このモナコインは非常に将来性がある通貨なのです。そこで今回は、モナコインについて少し詳しく解説していきます。

モナコインとは

まずは、モナコインの基本情報を見てみましょう。

名称:『モナコイン』『モナーコイン』
公開年:2013年
開発者:Mr.Watanabe/わたなべ氏
ハッシュアルゴリズム:Lyra2REv2
発行上限:1億512万枚(ビットコインの約5倍)

名称に関しては、どちらでも通用するので気にしなくても大丈夫です。昔から保有しているユーザーや、2ちゃんねるや投げMONAを頻繁に利用しているユーザーは『モナーコイン』を使うことが多いです。取引所では『モナコイン』という銘柄ですが、中身はまったく同じです。

モナコインでの支払いが可能なサービスが多い

モナコインは実用性の非常に高い仮想通貨です。モナコインを使用したサービスは以下のようなものがあります。実用性が高いということは、今後の成長にも期待出来る通貨ということにもなりますよね。

  • ビットコインモール(itcoinmall)
  • モナッピー(onappy)
  • アーク(rk/秋葉原のパソコンショップ)
  • コインギフト
  • モナコイン麻雀(onaCoin麻雀)
  • チップモナ(ipmona)
  • アスクモナ(skMona)
  • アマテン(maten)
  • ビットでマネー

モナコイン愛好家が多い

国内産の仮想通貨ということもあって、日本でも盛んに取引が行われている仮想通貨です。愛好家も非常に多く、仮想通貨に関心が薄い日本においても愛好家の多さに驚かされるレベルとなっています。いずれ、海外でも多くの愛好家が生まれるのではないかと期待されています。

モナコインの価値が高騰した理由

2017年10月、モナコインが高騰しました。その額は、最高値700円超えを達成するなど予想以上の高騰振りでした。たった3日間で14倍近く高騰することは珍しく、ビットコインの高騰と同じくらい注目されることとなったのです。ビットコインも最高値が200万を超えることもありましたが、高騰の倍率で言えば最高でも6倍とされているので、どれだけ異常なことなのか分かると思います。では、何故そのような高騰が起こったのか解説します。

認知度上昇

やはり一番の理由は認知度が一気に上昇したからでしょう。ビットコインの存在は知っていても、他の仮想通貨に関してはまったく知らない人も多かったです。しかし、bitFlayerは当時日本で最大の仮想通貨取引所でした。会員数も60万人以上で、仮想通貨に対して盛り上がってない日本において最も盛り上がってるコミュニティです。

そんなbitFlayerで、モナコインの取り扱いが始まったのです。会員は、すぐにでもモナコインの購入に走ったことでしょう。そして、この頃から仮想通貨に対する意識の変化が起き始めており、公式サイトやメルマガでの告知に加えて、広告など多くのメディアに取り上げられるようになりました。こうして、仮想通貨もといモナコインの認知度が上昇していったのです。

国産の仮想通貨

モナコインは、日本が生み出した唯一の仮想通貨です。しかし、ビットコインの影に隠れていたため、それを知らない人も多くいました。bitFlayerで取り扱いが開始されると聞いて、モナコインの認知度も徐々に上昇していきます。認知度が高くなると知りたくなるのが、『モナコインがどういった仮想通貨であるのか』ということです。

そこで初めて、モナコインが日本産の仮想通貨ということを知ります。国産というのは安心して扱える一つの基準にもなります。家電製品などは、絶対に国産でなければ使いたくない!と考えている人も多いでしょう。それと同じように、国産の仮想通貨であれば安全に取引が出来そう、といった考えが普及したのです。

さらに、モナコインの発信元である『2ちゃんねる』は有名であるため、より一層安心感を生んだとされています。日本で仮想通貨を盛り上げるには、『国産であるモナコインをもっと盛り上げるべき』と言われていますから、この高騰のおかげで仮想通貨に対する意識向上のきっかけになったかもしれませんね。

単純に安くてハイスペックだった

ビットコインのイメージが強いため、どうしても仮想通貨は1コイン買うだけでもとんでもないお金が必要になってくると勘違いされていました。しかし、モナコインが高騰する前の値段は1MONA辺り50円前後と、非常に買いやすかったのです。100MONA買っても5,000円前後で購入出来たので、投資家にとってはまたとない機会でした。

それでいて、モナコインは非常にハイスペックな仮想通貨だったのです。ライトコインがベースになっており、Segwit(セグウィット)も導入していました。Segwitとは、取引処理を小さくすることで処理時間を短縮することで、スムーズな取引が可能になるんです。そんなSegwitを採用しているモナコインの取引処理速度は、ビットコインよりも上でした。

この2つの条件が重なったことにより、モナコインはさらに注目されるようになって高騰したと考えられています。因みに、同じ性能を保有するライトコインの相場は当時で6,000円前後とされており、いかにモナコインがお得で今後に期待が持てる仮想通貨か分かると思います。

モナコインの価格が暴落した理由

しかし、高騰があれば暴落もあることなのです。2017年10月に高騰したものの、2017年12月下旬から2018年1月上旬にかけてモナコインの価格は、他の仮想通貨と共に暴落してしまいました。仮想通貨というのは、他の仮想通貨の下落につられてしまうという性質があります。しかし、モナコインの暴落には他にも理由があったと考えられるのです。そこにはどのような理由があったのでしょうか。

売りが殺到した

知っての通り、仮想通貨とは非常にチャ価格が上下しやすいものです。そのため、2107年10月の高騰から始まり2017年12月中旬には1,800円まで急騰したモナコインに一つの疑念が生まれました。それが、『この価格急騰は長いこと続かない。ここで売っておかないと待っているのは暴落である。』というものです。

その疑念は多くの投資家が抱え込むこととなったのです。その結果、多くの投資家たちが大量のモナコインを売却してしまう事態になりました。それが暴落の足掛かりになってしまったと考えると少し複雑な気持ちになりますよね。急騰も良いことだけではないということです。このように、暴落する原因を投資家が作ってしまうかもしれないのですから。

bitFlyerへの上場疑惑

仮想通貨業界というのは、非常に不確定要素の多い情報が出回ることがあります。モナコインに関してもこのような情報が出回ったのです。『bitFlyerがアメリカで事業を開始することになった。ならば、モナコインも一緒に上場する可能性が高い』という情報でした。この可能性に賭けた投資家たちによって、モナコインは11月22日から28日にかけて急騰したのです。

しかし、bitFlyerの米国事業開始に対して取り扱う仮想通貨はビットコインのみという発表がなされました。モナコインが上場されないのであれば持っていても意味がない、そのように感じた投資家たちは一斉にモナコインを売却したのです。そして、売りが売りをよぶこととなって、モナコインは大暴落を引き起こしました。

モナコインの将来性・価値が高騰するのかを考察

仮想通貨バブルが弾けてしまい、軒並み下落した仮想通貨と共に暴落してしまったモナコインですが、将来性はある仮想通貨だと感じています。愛好者の多いモナコインですから、今後もコミュニティが活発に活動していくものだと予想されます。それに伴って多くのサービスが普及していくでしょう。そうなれば、モナコインの価値も価格も上昇していくはずです。

さらに、取り扱う仮想通貨取引所が増えれば、さらに高騰すると考えられます。国内取引所では、『フィスコ仮想通貨取引所』や『bitbank(ビットバンク)』、『Zaif(ザイフ)』などで取り扱っており、国内最大手のbitFlyerでも取り扱いが開始されました。いすれ、海外の取引所でもモナコインの取り扱いが開始されれば、価格は高騰するでしょう。

このように、短期的な高騰よりは長期的な運用による期待感が大きい通貨とも言えます。他の仮想通貨による高騰によって、つられる形での高騰もあるでしょう。焦らずじっくりとした運用を心がけていきましょう。

まとめ

日本生まれのモナコインは、とても将来性の高い仮想通貨です。愛好家も多く、活発なコミュニティも存在しています。仮想通貨をやり始めた初心者にも取り扱いやすい通貨だと思うので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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